工場・倉庫も相談できる?
工場や倉庫の売却は戸建や土地と違い、需要と供給が合わず売却が長期化する場合が見受けられますが、弊社では工場や倉庫の売却相談もお受けしております。
スムーズな売却ができるようにそれぞれ特徴について記していますのでご参考にして下さい。
住宅と違う特徴
工場や倉庫は解体したときの用途・地目が住宅用地に適さない場合があり、売却に際し相場価格が分かりにくい傾向にあります。
【工場売却の注意点】
工場内で有害物質を使用していた場合、土壌が汚染されている可能性があり
売却前に有害物質の調査が必要になります。
また土壌汚染が認められた場合は、土壌入替等対策工事が必要となる場合があります。

【倉庫とは?】
倉庫というと物を保管する場所と思われ、物置と混同される場合がありますが一般的な住宅の敷地内に設置された物置とは違い、企業が営利目的で物品保管したり商品管理することを【倉庫】とさします。

土地と建物を一緒に売却する
工場や倉庫の規模によって異なりますが、解体する場合は多額の費用がかかりますので、活用できる場合は建物を残したまま売却した方が解体費用がかからず費用が抑えられます。
建物を解体した方が良い場合
建物が老朽化しておらずそのまま使用できそうな状態であれば、現状での利用を希望される方が購入される可能性があります。しかし、未利用期間が長く建物が老朽化している場合は、売却時時間がかかるため、更地解体にして売却した方が土地としての価値が上がる可能性が出てきます。
建物を残したまま売却した方が良いのか、取り壊して売却した方が良いのか様々な状況で異なりますがこちらの比較表をご参考にご検討下さい。
メリット | デメリット | |
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現状の売却 |
・建物の解体費用がかからない ・使い勝手の良い備品は残しておくと売却につながる場合がある ・建物の利用価値を売買価格に反映できる場合がある ・解体が無いため引渡しまでの期間や手続きが短縮できる |
・建物内に間仕切りがあったり、天井が低いと用途が限られるため需要が少ない ・未利用期間が長期化していて建物が老朽化している場合は売れにくい場合がある ・エリアや規模など需要と合致しない場合には売却期間が長期化する恐れがある |
更地にして売却 |
・更地としての価値が高くなる ・幅広いニーズの目に溜まりやすい ・土地の利用価値を最大限に引き出せる |
・解体費用がかかる(残置物があると処分費用もかかる) ・同様の建物が建築できない可能性がある ・現状売却に比べ、引渡しまでに時間がかかる ・市街化調整区域に指定されていると住宅用地として売却できない場合がある |
売れやすい工場・倉庫の特徴
買い手がつきやすい建物の条件 | 買い手がつきやすい敷地の条件 |
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・建物の造りが単純(構造が特殊でない) ・間仕切りが少なく、スペースを活かしやすい ・建物基準法に基づく建築確認検査証の交付を受けている ・現行の建物基準法令に適合している |
・幹線道路・高速道路へのアクセスがよい ・敷地に接する道路に十分な幅がある ・駐車スペースが広くとれる ・化学薬品などによる土壌汚染の恐れがない ・工場地帯に位置している(工場用途の場合) |
注意点
建物が現在の建築基準に適合していなかったり、建物を建てた当初に交付される検査済証がない場合、売却が難しくなる場合があります。
また、工場や倉庫は一般的な住宅や土地とは違い、常に探している人がいるとはいえず、需要と供給が合わず長期化する可能性があったり、諸費用や税金が高くなる傾向にあります。
さらに、これらの取り扱い対応ができる不動産会社が多くないので、近くの不動産会社に相談しても断られるケースがあります。
弊社ではまず状況を確認させていただくために、ご売却をご検討中の現地を確認し、ご提案させていただきますのでまずは弊社までご相談下さい。